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ペレのあたらしいふく

久しぶりに素敵な絵本に出逢った。

「ペレのあたらしいふく」
エルサ・ベスコフ作・絵、小野寺百合子訳 福音館書店

スウェーデンの絵本。
ペレくんという男の子が子羊を育てていた。その子羊が育ち、ペレくん自身も大きくなる。
そうしたら、ペレくんの服はペレくんの身体に合わなくなる。
ペレくんは子羊の毛を刈り、刈った毛をおばあさんのところに持っていってすいてもらう。
ペレくんはその間に畑の草取りをする。
そのあと、糸紡ぎ、染色、織り、縫製、それぞれペレくんの労働と引き換えにいろんな人にやってもらって自分の服を作る。
あ、染色のところはひとひねりあって、自分で染色することになるのだけど、そのいきさつも面白い。
そこがこの絵本で私の一番好きな場面だ。
最後は、ペレくんが出来上がった新しい服を着て羊のところに行って、「あたらしいふくをありがとう!」と言い、子羊が一声鳴いて答えておしまい、という物語。

ペレくんが自分の力で羊の毛から服を作り自立する過程であるのと同時に、羊さんも含めいろんな人の力を借りて服を作り上げるというストーリーになっている。労働を交換しながら服を作り上げる様子をシンプルに描いている。

地味だけどとても素敵なお話。レトロなんだけど古さを感じない味のある絵。
私にとって大事な一冊になること間違いなし。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。

とっても素敵な絵本だと 思いました。

私は、本屋さんが大好きで 絵本、写真集、文学本

などなど 何でも 一通りながめています。

この絵本のように、私も また素敵な絵本を見つけたいと 感じました。

ありがとうございました。

投稿: | 2011年4月 5日 (火) 16時43分

コメントありがとうございます。
ストーリーもそうですけど、絵もいいですね。
またお気に入りの絵本を見つけたらブログに書きます。

投稿: ゆきうさ | 2011年4月 6日 (水) 21時37分

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